●エアドライヤーの役割

エアドライヤーは、エアコンプレッサーで圧縮されて高温になった空気が冷やされる際に発生する水分を乾燥剤の除湿作用により除去する装置です。

●日常点検について

エアタンクのドレンコックを引いて、日常点検を行ってください。多量の水分が排出された場合は、乾燥剤が完全に劣化し、エアドライヤーの機能が発揮されていません。エア漏れや作動不良の原因となります。

100,000kmまたは1年ごとを目安にエアドライヤーの乾燥剤やエアドライヤーカートリッジの交換を行ってください。

【注意】 乾燥剤が劣化したまま使用していると

乾燥剤が劣化し十分に除湿できなくなると、エアタンク内やエア系統に水が溜まります。そしてエア配管などにサビが発生すると、このサビがブレーキバルブ等の内部にかみ込んで、エア漏れや作動不良を引き起こします。寒冷期には、水分が凍結してエア配管を詰まれせ、エア充填不良を起こし大変危険です。